ちいさいおうちの教育・保育
  • 水と土と太陽の下で五感を存分に使いさまざまな遊びを体験する中で、
    健全な 心としなやかで丈夫な体の基礎を培う
  • 人との関わりの中で「交わりの力」を築き、自分の意志と力を信じる心、人を思いやる心を育てる
  • 家庭的な雰囲気の中で、ひとりひとりの育ちを大切にし、
    家庭と保育園で 一貫した生活リズムを築くことで、健全な心身の発達を図る
  • 大人が自ら成長しながら、子どもの成長を支える「子育て・親育ち」を根底に、保育者と保護者の共同保育を行う
  • 子どもとゆっくり向き合い、園での生活を大事にします。(お遊戯会やマーチングなどは行いません)
  • 運動会も特別なことをするのではなく、日常の生活で(遊びの中で)身についた力を発揮する場とします。
  • 制服や体操服、通園バッグなどはありません。化繊のものは避け、綿などの天然素材の服を着用するようにしています。
  • 保護者と保育者が協力し合って、家庭と園で一貫した生活リズムを整える手立てを考え、実践します。(早寝・早起き・朝ごはんの徹底をすすめます。)
  • 保育者を**先生と呼ばず、名前で呼びます。保育者は、先に生まれた人として子どもと関わり、先生と園児ではなく、一人の人として接します。
  • 放送設備やCDなどの機器は使用せず、保育者の肉声とピアノの音で教育・保育します。
リズム運動
リズム遊びは、子どもの発達段階をふまえ、喜んで五感を働かせ、
全身を動かすことが出来るように考案された運動です。
子どもたちは、ピアノの音の強弱や、早さの違いに反応し
走ったり、跳んだり、止まったりと、全身運動を行います。
リズム遊びによって、バランスのよい体の発達を促します。
多様な運動を身につけることが出来、脳の発達にもつながります。
さんぽ
ほとんど毎日、散歩に出かけます。
近くの白岩池公園や香月市民の森が子どもたちのホームグラウンド。
斜面登り、木登り、草スキーなど、全身を使ってダイナミックな遊びをします。
汚れた服は子どもの勲章!
春は野いちごやどどめ(桑の実)、秋にはしいの実と、
自然の恵みを口いっぱいで味わい植物や昆虫とふれあい、四季を感じとります。

幼児期にしっかりと“遊びこむ”ことが
「生きる力」の根っこになると考えています。

ロールマット
瞬時に、体の緊張をほぐし脱力することは、無理のない運動を行う基礎となります。
ロールマットでマッサージすることによって、体や心の緊張をほぐします。

朝のこのマッサージは、血液の循環を促し、
すみずみの細胞まで目覚めさせます。

子どもたちは、ロールマットが大好きです。

薄着で裸足
1年を通して薄着でいることで
皮膚に朝晩の冷たい空気や風を感じる。
冷たい水で体や足を拭く。
裸足の指で地面をまさぐる。

子どもたちは日に日に
元気で健やかに育っていきます。

泥んこ遊び
水や土は自由に形が変えられます。
子どもたちは水道のまわりで、流れる水をただ楽しんだり、
びしょぬれになって遊びます。
また、泥だんごを作る時
どうすればうまくできるのかを、手で感じ取ります。
子どもたちは水と土から多くのことを学び、
身体のすみずみまで刺激をもらっています。
お絵かき
決められた絵ではなく、描きたい絵を自由に、描きたいだけ描きます。

自然の中での豊かな遊びと、筋肉から脳への刺激を送り続ける運動の数々が、
子どもたちが描かずにはいられないというかのように楽しく、根気強く、
しっかりとした線で、頭に浮かんだイメージを細やかに表現していきます。

絵は、子どもたちにとって表現方法の一つとなります。
保育者は子どもたちが描いた絵から、その子の思いを受け止めます。

雑巾がけ
子どもたちは毎朝、ヒノキの床の上を
ぞうきんがけします。
手指足先、ももに腰と、全身運動です。
基礎的な体力をつけていきます。
保育者も一緒にします。
ぞうきん絞りで、手先の力もつきます。

年長では自分で雑巾を縫って使います。

給食・おやつ
すべて専任の栄養士と調理師の手作りで、
野菜たっぷりの和食中心メニューです。
素材のうまみを生かし、薄味にこだわります。
土作りにこだわった大分県耶馬渓下郷農協の胚芽米、
生協や無農薬野菜を取り入れるなど
素材にもとことんこだわります。

おやつも、もちろん手作り。
月に一度、自分たちでおやつを作ります。
散歩で摘んだよもぎやどどめ(桑の実)、園の畑で収穫したお芋など
季節に応じた食材を使います。
畑の水やりや草取りも、子どもたちの日課です。
(詳しい様子はブログで!)